ミノルタSRマウントのマニュアルフォーカス一眼レフカメラ。それまで精密高級機の主流であった35mmレンジファインダーカメラを製造していたメーカーでは初めての一眼レフカメラ参入であった。 24×18mm(ハーフ)判カメラ。ミノルチナシリーズをベースとしている。ロングセラーであったミノルタ16シリーズとの競合を恐れこの判への参入は遅れ、2機種を出したところでハーフ判ブームが去った。
追針合致式セレン露出計と手動プログラムシャッターを搭載した普及機。露出計の指針を参考に手動でプログラムシャッターを操作する方式で、自動露出ではない。いずれも搭載しているシャッターはシチズンオプチパーユニで、最高速度は1/1000秒にも達しEV18までの明るさに対応する。しかし当時は高感度のフィルムがなく、プログラムシャッターでは使用頻度が限られていたため、後のハイマチックでは1/1000秒シャッターは廃止された。アメリカ操作性や機能を犠牲にせずに小型化したシリーズ。マイナーチェンジにより、後期のALシリーズになる。 全自動全自動ライカMマウントのレンジファインダーカメラ。
現在カート内に2017.12.12日本を代表するカメラメーカーだったそして、これからミノルタの中古レンズを手に入れるのなら、どんなレンズがおすすめ?性能がよく、手ごろな値段で手に入るものも多いミノルタ(Minolta)の中古レンズ。いったい、どのような特徴があるのでしょうか?現在ではコニカと合併してコニカミノルタ(Konica Minolta)となり、会社は存在するもののカメラ事業から撤退してしまいましたが、ミノルタの設立は1928年のこと。1932年には「ミノルタ」ブランドの使用を開始。また戦前から戦後にかけてはさて、そんなミノルタのカメラのなかには、いくつかの大ヒット商品や、カメラの歴史に名を残す製品が存在します。まず、歴史に残るカメラとして挙げられるのが、ミノルタ製一眼レフの代表機種のひとつ、いまでは考えられませんが、最後に、ミノルタのカメラのなかでカメラ史上もっとも重要な存在。さて、α-7000で一眼レフカメラをリードしたミノルタですが、天下は長く続きませんでした。最大の要因がまた、他社もAF一眼レフカメラを続々と送り出してくる中で、ミノルタのαシリーズは機能面で一時期迷走してしまった、ということもあります。初期のデジタルカメラの世界でもDimageシリーズが一定の評価を得たのですが……。2003年、ミノルタはコニカと合併しコニカミノルタに。さて、そんなミノルタをアルファベット表記するときに、これは、ミノルタ自身のロゴ変更によるもの。一般に、小文字時代のカメラはminoltaと、大文字時代のカメラはMINOLTAと表記されることが多いですが、ミノルタXDやX-7をはじめ、さて、そんなミノルタのレンズには、ロッコールとは、ミノルタ設立の地・兵庫県西宮市にほど近いロッコールという名称は、二眼レフや中判スプリングカメラ、レンジファインダーカメラから一眼レフカメラまで、1980年代初頭以前には基本的にミノルタ製レンズ全般に用いられています。当時、ペンタックスが「タクマー」から「PENTAX LENS」に解消するなど、レンズのブランドネームを用いなくなる風潮があったことが、理由のひとつと噂されています。その後の、オートフォーカス化に伴うマウント変更時にも、レンズに特別なブランド名は付けられませんでした。ただし、さて、そんなロッコールレンズはそれは、ロッコールレンズのコーティングの色によるもの。このミノルタ独自のコーティングが施されたレンズは、レンズに反射した光が緑色に見えるようになっており、そこからいつしか、ロッコール=緑のレンズというイメージができあがったのです。その後の更なるマルチコート化で、ミノルタのレンズは緑色ではなくなってしまいましたが、ロッコール=緑というイメージは健在。さて、そんなロッコールレンズは、他の中古オールドレンズの例に漏れず、しかし同時に、ミノルタの中古レンズにはそれはなぜなのか。ミノルタのフィルム一眼レフカメラは、もともと「SRマウント」を採用していました。しかしミノルタは1985年のα-7000の発売にあたり、互換性が全くないミノルタAマウントへ移行。Aマウントは先進的な完全電子マウントで、そのことはαシリーズの大ヒットの要因となったものの、過去のマウントとなってしまったSRマウントのレンズが、中古カメラファンの心情的に微妙な扱いとなってしまうことにもつながりました。同じくAF化の際にマウントを移行した、CanonのFDマウントレンズも同様の微妙な立ち位置のレンズであるといえます。しかしそのことは、MF時代のフィルム一眼レフ用レンズ、AFレンズ、レンジファインダー用レンズと、ミノルタには数々の銘レンズが存在します。それでは具体的に、ミノルタの中古レンズにはどんな種類があるのかを紹介します。まず、一眼レフ用レンズ。まず、ミノルタが最初に一眼レフ用に送り出したのが、1958年のミノルタSR-2とともに登場し、次代のMCロッコールの登場まで製造されました。このオートロッコールレンズは、最初はオートロッコールと同じく金属製の外装でしたが、途中でピントリングがゴム巻きとなります。安価かつ性能がよい、手ごろにオールドレンズが楽しめるシリーズです。シャッター優先AEに対応するため、最小絞り値が着色され、「MD爪」と呼ばれる最小絞り値を伝達する爪が後部に追加されています。この基本機能はMDロッコールと同様ですが、SRマウントの最後を飾ったシリーズです。ミノルタαシリーズで採用されたAマウントの特徴は、初期のものは電子接点が5つで、後期は7つとなっていますが、それぞれに互換性があり相互に使用可能です。このAマウントレンズは現在のミノルタが断続的に作ってきたレンジファインダー用レンズ。基本的にはライカコピーの系譜に位置するカメラですが、一眼式レンジファインダーを当初から採用したことや、ライカとはまったく異なるスタイリングなど、非常に独自性の高いものとなっています。このミノルタ35はライカLマウント(L39スクリューマウント)を採用しており、1973年にライカ(エルンスト・ライツ)とミノルタの合弁で発売された専用レンズとして、ライカレンズとともにMマウントのロッコールが発売されました。実はライツミノルタCL用のレンズとしては、M-ROKKOR QF 40mm F2とM-ROKKOR 90mm F4が存在します。1981年に登場したレンジファインダーカメラ、本来ライツミノルタCLの後継として開発されながら、ライカブランドを纏うことができなかった悲運のカメラです。このレンズは上記のレンジファインダー用レンズとは立ち位置が異なる製品です。それでは具体的には、ミノルタのレンズはどのように使うのがおすすめなのでしょうか?まず、ミノルタのフィルムカメラ用レンズの本来の使い方として、中古フィルムカメラ専門店サンライズカメラとしてイチオシの方法です。おすすめボディは、XEやXDも名機なのですが、状態が良い個体が少ないのが難点。オートフォーカスのAマウントαレンズを楽しむのにおすすめなのが、ミノルタαシリーズを受け継いだSONYには、35mmフィルムカメラのαシリーズと同一マウントのカメラがラインナップされています。ミラーレスにおいても、α7シリーズでのマウントアダプターの使い方は、こちらの記事で解説しています。それではここから具体的に、ミノルタのおすすめ中古レンズ・名玉を紹介します!フィルムで、デジタルで味わいたい銘レンズのかずかず。まず最初に取り上げるのは、一見何の変哲もない標準レンズ。実は標準レンズは、各社のレンズラインナップの中で非常に重要な役割を果たしています。多くのユーザーは標準レンズでカメラを評価してしまうため、その性能には各社、大きく力を注いでいるのです。ミノルタNEW MD 50mm F1.4もまさにそんなレンズ。鮮やかでコントラスト高めの印象的描写を楽しめるレンズです。ミノルタの標準域レンズのなかでも、「名玉」として名高い一本。それがこの、明るさゆえ開放だとピントが合う領域はとても狭いのはもちろんですが、描写の立体感に優れるレンズゆえ、ぴたりとハマったときの爽快感は格別です。前期型の金属鏡筒と後期型のゴム巻きがありますが、見た目については好みで選んでOK。こちらもミノルタの名玉のひとつ。しかしながら、数多くのロッコールの中でも出色の描写を生み出してくれるレンズです。高性能の秘訣が70年代後半〜80年代になってくると、レンズの設計も描写も現代に通ずる高性能になってくるもの。そんな、現代のレンズに比類する高性能レンズが使いたいなら、F1.8という明るさながら破綻は一切なく、色乗り良好、ヌケもよいと、その時代において理想のレンズに限りなく近づいた内容を誇ります。ミノルタのMF時代の本気を見るなら、ぜひこのレンズを使ってみましょう。このレンズはMD ROKKORとNEW MD双方に存在します。35mm F1.8と同じく、このスペックのレンズはAFのα用にはなく、ミノルタの中でもMFのこの時代特有のものとなります。さて、続いてはαマウントのレンズを紹介します。オールドレンズという観点からみたときに、ぜひ使ってみてほしいのが、1985年のα-7000登場時に一緒にリリースされたレンズたち。ここで紹介する魅力が物としての存在感。初期のミノルタAFレンズは鏡筒も金属製で、質感は非常に上質。SONY αシリーズならAFが作動するのがおすすめポイント。ミノルタの高級・高性能中望遠AFレンズ。ミノルタαシリーズのAマウントレンズのなかでも、高級レンズには「G」の文字が加えられていました。性能的には現代のデジタル用レンズに伍して使えるもので、けっしてひけをとらない存在だけに、現在も中古では高値で取引されています。ミノルタのさまざまなレンズの中でももっとも特徴があるレンズ。それがこの、このSTFレンズはレンズ自体は大きめですが、開放F値はF2.8。明るさなどというものはかなぐり捨てて、美しいボケという、描写にステータスを全振りしたレンズ。現行品はSONYからもラインナップされていますが、中古品を買うならミノルタ時代のものも充分おすすめです。ミノルタの望遠レンズの中でも伝説の一本。それがこの、このレンズの特徴としてまず最初に挙げるとしたら、それは「全部乗せ」のレンズだということ。とはいえ、このレンズはあくまでも、ミノルタαシリーズの初期から販売されていたレンズで、初期設計は1980年代のもの。なんと、もちろん等倍では差が出てしまうのは当然ですが、通常使用において、描写にまったく破綻はみられません。もし、これから明るい望遠ズームを手に入れるなら。一般的にはあまり中古で人気がない標準ズームレンズ。それが、恥ずかしながら筆者は、このレンズをただの標準ズームだと侮っていました。広角から望遠までを一本でカバーするレンズでありながら、時代から想像されるレベルをはるかに超えた、上質な描写をみせてくれるのです。初期のAFレンズというだけあって、前期型は外装が金属製のずっしりとくるものなのもポイント。ミノルタのレンジファインダー用レンズを中古で手に入れるなら、ぜひ使ってみたいのがこのこのレンズの特徴。ほぼ同じ設計ながら、ライツミノルタCL用のレンズとして、国外ではズミクロン40mm F2が、日本国内ではロッコール40mm F2が販売されました。しかしながら、舶来信仰の強い日本人の間でも、珍重されるのはライカのズミクロンばかり。しかしながら、ミノルタがライカに負けじと設計したこのMマウントレンズは、ミノルタ製レンズの中でも白眉の出来。ミノルタのレンジファインダー用レンズのなかでも、限定品として非常に珍重されているレンズ。それがこの、このレンズの出自は、以下のミノルタTC-1の記事も参考にしてみてくださいね。最後に紹介するのが、1940〜1950年代に製造されたレンジファインダーカメラ、ミノルタ35用のレンズ。Lマウントの、クラシックなオールドレンズにもミノルタのロッコールはいくつもありますが、この50mm F2.8が知られているのは、描写や性能よりむしろ、「独特な外観」によります。使いやすさの面でいえば、筆者も以前持っていましたが、レンズ前側についている絞りリングなどはけっして使いやすくなく、同時代のレンジファインダーとしては標準的な使い心地。SONYに遺伝子が受け継がれたものの、いまは消えてしまった名メーカー、ミノルタ。ロッコールをはじめとするミノルタの中古レンズは、かずかずの名玉揃い。それぞれに異なった特徴をもつミノルタのレンズ。著者紹介:サンライズカメラサンライズカメラは、いまでは数少なくなってしまった「フィルムカメラ専門店」の使命として、フィルムカメラに関する情報を公開し続けています。
「こんな記事が読みたい」というご要望がありましたら、お気軽にFacebook、Twitter、お問い合わせフォームなどからご連絡ください。カメラ愛好家のみなさん、これからフィルムを始めたいみなさんとお話できることを楽しみに待っています。 αシリーズカメラ以外のデジタルカメラとフィルムスキャナはズームレンズ、 KinoWiki 2.1cvs このサイトの連絡先
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