国内ギターメーカーの最大手、YAMAHA。ピアノをはじめ、様々な楽器からオーディオ製品まで販売している総合楽器メーカー。 ギター製造を開始したのは1946年。初心者向け製品からプロユース製品まで幅広くギターの製造を行っています。 最近ではプロの女性シンガーソングライターでYAMAHAを使用している方が多くなり、アマチュアでもYAMAHAの使用率は上がっています。 そんな注目のメーカー、YAMAHAギターの主なラインナップです。YAMAHAギターの分類 読みたい場所をクリック!データをバーン!と出す前に今回のデータを正しく活用していただくためにいくつか前提条件を解説していきます。 まず、最初に知ってほしいことはツアーやレコーディングと使用頻度が非常に多いため、ライブギター・レコーディングギターで分けている方が大半です。 …で今回はプロアーティストの使用率などのデータを出すためにメインギターを僕が勝手に決めています。そのメインギター選出の優先順位は下記の通りです。④までいっても判別できないときだけ、僕の独断です。ただ、100名調べて④までいった方が2名いただけで「僕の独断」まで到達した方は0名でした。 …で理由はアマチュアでは2本の高級ギターを持つことが予算的に難しく、ライブギター兼レコーディングギターで運用することが多いからです。 本記事は趣味で音楽をやる方、プロを目指しているアマチュアミュージシャンに参考になるよう目線を合わせています。弾き語りすとのための情報なので、ソロギタリストは対象から除きました。 性別での内訳は男性57名、女性43名です。新人からベテランまで幅広いですが、参考になるように…という基準なので最近の人が中心です。 そして、このデータ集めていて思ったのですが何となく肌感覚でもわかりますけど、やっぱり違うもんですねぇ。 それでは、次章からは色んな切り口でのランキングをみながら、考察をしていきましょう。2本以上使用者がいたアコギは上記の13種類。ここからは総括と気になるギターの掘り下げた解説を行っていきます。 ただ、使用アーティストの年代や傾向から見ると30代以降の方とバンドのボーカルギターが多いです。アマチュアだと未だに人気がある、 20代のアーティストを見てみると、YAMAHA Lシリーズの人気が高いです。他にもギター自体はバラバラですが、YAMAHA・Taylorが20代女性を中心に人気でしたね(詳しくはメーカー別ランキングで)。 なので、使用ギター数だけ見ると逆にエレアコとして使いやすいものが今の流行といった感じを受けます。 それでは、ここからはランキングで気になったギターについて4本ほど解説していきます。アコギの代名詞とも言えるほど有名な使用者は11名とダントツの1位でした。しかも、メインと判定されなかっただけで所有している方自体はもっと多くいます。 そして、その一方で、秦基博さん、星野源さん、miwaさんと今を代表するシンガーソングライターも使っているのが興味深いですね。 ただ、20代で使用している方はmiwaさんだけ。しかも、サブで使っている人もいませんでした。10年後には使用者がガツンと減っていそうです。 それでも、シンガーソングライターで意外と所有率が高いギター、メイン判定しませんでしたが、秦基博さんも所有しています。 また、Gibsonの最上位モデルだけの仕様ですが、サイド&バックにメイプルを用いたアコギでもあります。他のGibsonアコギとは違ったサウンドで ちなみにアマチュアだとえ?4名って誰が持ってるの?と思っちゃった人も多いでしょう。所有者はフォークソング全盛の60~70年代のアーティストが多いです。 その中で菅田将暉さんがメインギターで使用されています。お父さんの影響で好きになった吉田拓郎さんを敬愛しているそうで、なるほど、納得。 戦時中に木材が足りないことで、このような仕様になったのですが、他のMartinギターとキャラクターが違うところがウケて愛用者が意外と多いギターです。 あんまり、最近の人で使っている人はいないですが、そこが逆に個性になったりしますよね。僕も菅田将暉さんがYAMAHAの高級ギター Lシリーズの上位モデル 使用者自体は4人ですが、同じL36シリーズをメインもしくはサブにしている方は結構多いです。LS、LJ、LLはボディサイズの違いです。ダイナミクスや低音の強みは最も強く、歌モノでジャカジャカ弾くのに適しています。  現状では一番バランス良く使えるアコギなんじゃないかと感じてます。ただ、一般の市販品だとピックアップが付いていません。なので、僕らが買う時は後付けでピックアップを付けるか、ピックアップ搭載のメーカー別の使用者数もやはり強いのは、GibsonとMartinです。また、ギターメーカーについて総括をしてから、気になるメーカーをいくつかピックアップして解説していきます。結果としては予想通り、GibsonとMartinが多かったですが…年齢層や性別で絞ってみると結果が違ってくるところが面白いところです。このデータだけで断定はできませんが、10年後には使用者のシェア率が大変動している予感は受けます。具体的にはGibson、Martinが沈んでYAMAHA・Taylorが大きくシェアを伸ばしそう。 若年層ではブランド力より、その観点でいくと、MatonやCole Clarkが今後大躍進する可能性も十分に考えられます。 ただ、男性はアマチュアの20代を見てもGibson使用者が多く、ブランド志向な感覚を受けます。今後、男性アーティストの購買欲がどこに向かうのかも重要なポイントですね。女性アーティストからの支持が非常に高い国内ギターメーカーのYAMAHA。適正価格で質の良い製品を作っているので、信頼度は高いですし、実用度も高い優良メーカーです。 2019年に入って、YAMAHA FGシリーズの新作を出しています。新作のFGシリーズにはCole Clarkで大好評の3Wayピックアップシステムと同様のピックアップが搭載されており、ますます使いやすいエレアコなっています。その他、女性向けモデルのアコギを新しく販売したり…と今後の戦略も良い感じ。文句なく、年々シェア率を上げていくであろう国内優良メーカーです。アメリカではシェア率 No.1のギターメーカーであるTaylor。国内正規代理店は山野楽器。 日本でも年々使用者が増加しており、アマチュアでもかなりの使用者率です。特にアマチュアの女性アーティストではYAMAHAより使用者は多いんじゃないかと感じます。 中間モデルでも30万円はしますからね。 なので、今後もシェア率は伸びるとは思いますが、オーストラリアのギターメーカー Cole Clark(コールクラーク)。国内正規代理店はイシバシ楽器。オーストラリアの木材を使ったナチュラルなルックスと抜群のピックアップシステムがウリのギターメーカーです。 今回の調査対象だと1名ですが、実際にはダイスケさんやカサリンチュの村山辰浩さんなどプロ使用者はそこそこいます。 ここのメーカーの3Wayピックアップはほんとにすごいんですよねぇ。ものすごく良い音が出力されます。シンガーソングライターのフェスであるSSW’18でもダイスケさんやカサリンチュの村山辰浩さんのエレアコの音は抜群でしたしねぇ。 ただ、たぶん、他のメーカーも徐々に3Wayピックアップ搭載モデルを出してくるんじゃないかなぁと感じてます。 そうなると、やや厳しいなぁと感じるメーカーですが今後も新たな取り組みに期待したいです。続いてヴィンテージギター使用率です。ヴィンテージギターの定義ですが、 ただ、残念ながら年代まで情報がある人は少ないです。なので「年代記載が合った人」と「機種からヴィンテージがどうか判断できる人」のみでデータを取ってます。 …でデータを出すと39%の方がヴィンテージギターでした。まあ、そんなもんですよね。ヴィンテージギター部門は総括だけしていきます。全体の39%がヴィンテージギターということですが、やっぱり使用者は30代以降の方がほとんどです。まずはヴィンテージギターをメーカー別で見てみましょう。やっぱり、GibsonとMartinですね。ちなみにYAMAHAの2本はCharさんと竹原ピストルさんなんですが、使い込んでるうちにギターも歳とってヴィンテージになった…という渋いギターです。GUILDは田島貴男さんですね。 女性でヴィンテージギターを使用されているのは5名。思ったよりは多い印象を受けます。 ヴィンテージギター使用率39%という結果ですが、ヴィンテージギターを所有しているけどレコーディング用なのでメインと判定されなかった方が多数います。なので、実際はレコーディング用ギターとして所有されてる方が多かったです。 ただ、やっぱり若手のかたほどヴィンテージギターを持っている割合は下がります。金銭的な理由もあるでしょうし、機能性や耐久性を考えると惹かれないのもあるんでしょうね。最後は使用しているピックアップについてです。こちらも不明な方が一定数いるので、判明している方の分だけでランキングを作りました。順当な感じですね。ピックアップについても、いくつかの観点で思うことを書いていきます。はじめからピックアップ内蔵と後からピックアップを付けた後付けの割合はこちら。後付けの方が多いですね。使用者が多いGibsonやMartinの少し古いギターは初期装備ではピックアップ無しなので、そのためですね。逆に最近のギターを使っている方はほとんどピックアップ初期装備のエレアコです。 最近の流れだとCole Clark、Maton、YAMAHA、Taylorなど優秀なピックアップを内蔵させているギターメーカーが増えてきましたからねぇ。初期装備品の使用率はどんどん上がっていきそうです。複合が多いですね。複合はピックアップを複数付けているタイプのものでデュアル、3Wayピックアップなどと呼ばれるものです。しかし、根強い…と感じたのがピエゾですね。ここでピエゾとしてカウントされているのはいわゆるブリッジに取付けされるインブリッジピエゾです。 まあ、MartinやGibsonの初期装備ピックアップがインブリッジピエゾだから多いんですよねぇ。 実際に昨年のSSW’18ではプロのシンガーソングライターの弾き語りを15組くらいみたわけですが… あれを見てから、僕はですが…弾き語りを活動の1つの軸にするならインブリッジピエゾオンリーは基本ないと思うようになってしまいました。 色んなメーカーがインブリッジピエゾオンリーから脱却しているので、MartinやGibsonも早く複合型オンリーになっていただきたいです。プロアーティストの使用ギターについての解説でした!色々と調べていて、興味深いデータもあって書いていて面白かったです。あらためて、目次です。もう一度読みたいところがあったらクリックしてください。少しでも、あなたの参考になれば嬉しいです。本ブログでは、おすすめのギターやギターメーカーの解説もまとめているので、参考にしてください。シアーミュージックは全国に拠点がある人気の音楽教室。講師の質も良く、授業の日程、コース、講師を毎回選択できるので、あなたに最適なカリキュラムを作れます。EYS音楽教室は無料で楽器をプレゼントしている音楽教室です。イベントも充実しており、楽器プレゼントなど初心者に嬉しい仕組みがたくさん用意されています。 JOYミュージックはオンラインと対面レッスン(北千住・渋谷)の両対応の音楽教室。歌い手育成に特化した専用コースが人気で国内だけでなく海外ユーザーもいるほどです。この記事が気に入ったらフォローしようCATEGORY :TAGS : ギター弾き語りをこよなく愛する都内在住のミュージシャンがギター弾き語りを研究するブログ。

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